「ファンタジー小説読んでみたいけど何読もうかな?」という方向けに、おすすめのファンタジー小説をランキング形式でご紹介していきます!
面白いのがあれば随時追加していくので、「約」15にしています。(2018/3/4時点で14作)
お気に召すのがあれば嬉しいです。
目次
1位「十二国記シリーズ」小野不由美
「お捜し申し上げました」―女子高生の陽子の許に、ケイキと名乗る男が現れ、跪く。そして海を潜り抜け、地図にない異界へと連れ去った。男とはぐれ一人彷徨う陽子は、出会う者に裏切られ、異形の獣には襲われる。なぜ異邦へ来たのか、戦わねばならないのか。怒濤のごとく押し寄せる苦難を前に、故国へ帰還を誓う少女の「生」への執着が迸る。
※月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)より引用
登場人物の心理、不思議な世界観、引き込まれる展開…全てにおいて描写力が卓越してるんです。
泣かせようとしてくるわけじゃないのですが、読んでいると自然と涙してしまう位感動させられます。
それでいて興奮して鳥肌が立つシーンまで…
個人的にはこの世で一番面白い小説だと思います。
1巻2巻という形じゃないのでわかりにくいですが、出版順に並べるとこんな感じです↓
・月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫):本編(陽子編)
・風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記):本編(泰麒編)
・東の海神(わだつみ) 西の滄海―十二国記 (新潮文庫):番外編(尚隆編)
・風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫):本編(陽子編)
・図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記):番外編(珠晶編)
・黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫):本編(李斎編)
・華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫):番外編
・丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫):番外編
特に「風の万里 黎明の空」と「図南の翼」が大好きで、一番感動させられたのは「丕緒の鳥」です。
読んでみれば面白さはわかるので、お願いですから読んでみて下さい。
早く続刊出ないかなぁ
2位「デルフィニア戦記」茅田砂胡
男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった…。二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく―。
※放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)より引用
全18巻(外伝含めると19巻)ですが、もう20回位読み返しました。
それほど面白く色あせない名作です。
見た目は美少女でも聡明ででたらめな力を持つリィ、天然入ってるウォル、その他個性的なキャラが織り成すコミカルな会話がふんだんに織り交ぜられているので、普段小説を読まない方でも読みやすい作品。
基本的に、内容は「初対面のキャラが美少女のリィを侮る→リィがすごい力を見せつける→周囲が目を丸くする」というデルフィニア流の王道パターンが大半を占めます。
ちょっと水戸黄門的な感じでしょうか?
よくよく考えるとワンパターンなんですが、そのパターンが圧倒的に面白いんですから仕方ないです。
一応デルフィニア戦記の続編的なやつは出てるんですが、こちらはさほどでもないです。
それでも読みたいという方はあまり期待しない方がいいです。
3位「銀河英雄伝説」田中芳樹
銀河系に一大王朝を築きあげた帝国と、民主主義を掲げる自由惑星同盟が繰り広げる飽くなき闘争のなか、若き帝国の将“常勝の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラムと、同盟が誇る不世出の軍略家“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーは相まみえた。この二人の智将の邂逅が、のちに銀河系の命運を大きく揺るがすことになる。
※銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)より引用
全10巻(+外伝)で完結済。
1982年刊行にも関わらず、何度も新装版が販売され、アニメ化やマンガ化(今も藤崎竜先生の手で連載中)される等、今でも色褪せない超有名SFファンタジー小説。(ファンタジー小説の枠に入れていいのかは悩みましたが…)
もうとにかく面白すぎる!
この面白さを適切に表現できない自分の語彙力のなさが悔しい!
出てくるキャラは多いんですが、それぞれにしっかりと個性とエピソードがあるので皆魅力的。
読み終えれば必ず好きなキャラが何人か出てくるはず。
あと、単純に戦争場面とかが面白い。
中2病の妄想を最大限に膨らませて、極限まで研ぎ澄ませた感じ。
間違いなく男の子はワクワクしちゃう。
それにね、結構考えさせられるんですよ。
政治システムについてとか。
そこが押しつけがましく書いてあるんじゃなくて、ストーリーを読んでくと自然と勉強にもなるし考えさせられるという最高の教材。
とにかく傑作中の傑作です。
4位「バーティミアス」ジョナサンストラウド
プラハの時代は去り、いまや魔術の中心はロンドン。魔術師たちは、政府の重要なポストを占め、帝国を牛耳っている。魔術師は貧しい家の子どもを弟子にして、悪魔を思いのままにあやつる技を、歳月をかけて叩きこむ。弟子は、親も生まれたときの名も捨て、帝国に貢献する日のために、ひたすら修行にはげむのだった。いま、ひとりの少年が師匠にかくれて寝室の床に五線星を描き、バーティミアスという悪魔を召喚した。彼は御年5010歳。まあ最高ランクではないが、由緒正しいベテランの妖霊である。妖霊界からロンドンの街へバーティミアスを召し出したむこうみずな少年の名はナサニエル。自分をはずかしめたエリート魔術師に復讐を誓っている。
※バーティミアス (1) サマルカンドの秘宝より引用
舞台は魔法使いが幅をきかせる現代のロンドン。
微妙にハリポタに似た部分がありますが、内容は大きく異なります。
この小説の面白さは、何と言っても魔法使いのナサ二エルと悪魔のバーティミアスとのコントじみたやり取り。
かなり分厚い小説ですが、すいすい読み進められちゃいます。
よくこの絶妙な感じを翻訳出来たなと。
魅力はそこだけじゃなく、世界観や設定が非常にうまく、何の違和感もなく小説の世界に入り込めるんです。
そして、主人公のナサ二エルが成長していく様もとてもうまく描かれています。
個人的にはNo1海外ファンタジー小説です。
5位「皇国の守護者」佐藤大輔
氷雪舞う皇国北端の地に、鋼鉄の奔流が押し寄せた。圧倒的軍事力を誇る帝国軍怒濤の進撃に、皇国軍は為す術もなく潰走する。殿軍を担う兵站将校・新城直衛中尉は、死力を尽くして猛攻に立ち向かうが――!? 真の「救国の英雄」の意義を問う大河戦記、開幕!
※皇国の守護者1 – 反逆の戦場 (中公文庫)より引用
架空の世界で導術や龍が存在する等、ファンタジー要素はあるものの、どちらかと言えば架空戦記もの。
帝国(モデルはロシア)の攻勢に抵抗する皇国(モデルは日本)という図式と、19世紀中頃の技術力を背景にした世界観は、パラレルワールドの日露戦争でも見ているかのよう。
戦争シーンではファンタジー要素はほとんどなくなり、まるで戦場にいるかのようなリアルさを描いた筆力に驚かされます。
筆者が戦術面に異様なほどの愛情を注いでいるのがよくわかります。
それと、主人公がかなり異質です。
全く主人公らしくないです。
恐らく感情移入するのは難しいと思います。
それでも目が離せない、不思議な魅力を持っています。
まだ未完なのですが、筆者の佐藤先生が亡くなられてしまったため、全9巻となっています。
残念でなりません…
6位「ゼロの使い魔」ヤマグチノボル
「あんた誰?」―才人が目を覚ますと、可愛い女の子が才人を覗きこんでいた。見回すとあたりは見知らぬ場所で、魔法使いみたいな格好をしたやつらが、才人と女の子を取り囲んでいた。その女の子・ルイズが才人を使い魔として別の世界へ「召喚」したらしい。訳がわからず面くらう才人に、ルイズは契約だと言って、いきなりキスしてきた。俺のファーストキス!と怒る間もなく、手の甲にヘンな文字が浮かび、才人は使い魔にされてしまう。仕方なく、ルイズとともに暮らしながら、元の世界に戻る方法を探すことにした才人だが…。才人の使い魔生活コメディ。
※ゼロの使い魔 (MF文庫J)より引用
突如普通の少年が魔法が使える異世界に召喚されて…という異世界ファンタジー。
メインヒロインのルイズが可愛く可愛くて…
「ツンデレ」を確固たるものにしたのはルイズだと思います。
ラノベらしく、可愛いキャラが次々と出て、主人公がどんどんハーレムになります。
ただ、この作品の魅力はそこだけじゃないんです。
才人が困難にも諦めずに立ち向かう姿とか、王道の少年漫画を読んでいるよう。
展開も基本お約束パターンなんですが、テンポが良く意外性もあり、全く飽きずに読み進められます。
普段本を読まない方にもおすすめです。
筆者のヤマグチ先生が20巻まで書いた時点で他界されてしまいましたが、残り2巻を別の方が代筆されて全22巻で完結しています。
7位「新世界より」貴志祐介
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。
※新世界より(上) (講談社文庫)より引用
序盤は世界観を飲み込むのに少し苦労しますが、徐々に引き込まれ、中盤以降はもうページをめくる手が止まりません。
面白さと恐怖が同時に襲ってきます。
怖いんですが…「何でこんな世界になったのか?」等、張り巡らされた伏線が気になって気になって仕方ないんです。
作中は基本ずっと怖いんですが、ラストが本当に怖い。
読み終えてからしばらく鳥肌が止まらなかった…
すごいインパクトを読者に与える小説です。
8位「ハリーポッターシリーズ」JKローリング
ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と3/4番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。9歳から108歳までのファンタジー。
※ハリー・ポッターと賢者の石 (1)より引用
改めて紹介するのもあれですが、やっぱりハリーポッターは面白いですよ。
映画を観た事はあっても小説で読んだことないって方も多いんじゃないでしょうか。
やや子供向けのイメージがありますが、大人が読んでも十分すぎる位面白いです。
是非読んでみて下さい。
USJのハリポタアトラクションに行ってみたくなりますよ。(行ったことないけど)
9位「Fate/Zero」虚淵 玄
あらゆる“奇跡”を叶える「聖杯」の力を巡って、七人の魔術師が七人の英霊を召喚して覇を競いあう究極の決闘劇…聖杯戦争。大人気ゲーム『Fate/stay night』(シナリオライター/奈須きのこ)では断片的に語られるのみだった前日譚「第四次聖杯戦争」の真相のすべてが、虚淵玄の剛筆によって今語られる。
※Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)より引用
7人の魔術師が7人の英霊(過去に存在した英雄の魂)を召喚し、あらゆる奇跡を叶える「聖杯」をかけて戦うサバイバルゲームを描いた小説。
大人気ゲームの「Fate/stay night」の前日譚ではあるのですが、ゲームをやってなくても問題なく楽しめます。(僕もそうでしたので)
シンプルに英霊たちによる戦闘シーンは面白い!
ですが、この小説の面白さはそれだけじゃないんです。
それぞれの魔術師や英霊がどのような想いでこの戦争に参加したのか、どのようにして戦い抜き、そして敗れていったのか…
過程の描写が非常にしっかりしているので、どの登場人物もとても魅力的。
特に主人公の切嗣と、ライダーの主人であるウェイバーがもうね…
あんまり有名じゃありませんが、隠れた名作です。
10位「アルスラーン戦記」田中芳樹
猛勇なる騎士軍団を誇り、不敗の国王が君臨するパルス王国。蛮族ルシタニアとの戦いでも、その勝利を疑う者はなかった。だが、味方の裏切りから、軍団は一日にして崩壊。王国は滅亡してしまう。からくも生き残った王太子アルスラーンは、勇者ダリューンや軍師ナルサスらとともに故国奪還を目指すが…。壮大な歴史ファンタジー・シリーズ第一弾。
※王都炎上―アルスラーン戦記〈1〉 (光文社文庫)より引用
壮大な歴史ファンタジー小説。
壮大すぎて、全16巻の完結になんと30年もの歳月がかかってます。
第1部(1巻~7巻)は、アルスラーンが王座を奪還するまでが。
第2部(8巻~16巻)は、蛇王ザッハークとその眷属との戦いが描かれています。
第1部がとにかく面白い。
アルスラーンが成長し、仲間とともに苦難に打ち勝つという、王道がとても上手に描かれています。
アルスラーンを取り巻く仲間たちは個性的でかつ魅力的。
架空の世界なのに、非常にリアリティがあり、その世界観にどんどん引き込まれていきます。
何より、手に汗握る展開の連続なので、ワクワクドキドキが止まりません!
ただ、第2部は評価が分かれるかもしれません。
ずっと知略や軍略で戦っていたのに、急に魔族的な存在との戦いがメインになり、戸惑いを隠せません。
蛇王ザッハーク関係はない方がよかったんじゃ?という気がしてなりません。
11位「狼と香辛料」支倉凍砂
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。
※狼と香辛料 (電撃文庫)より引用
中世ヨーロッパを基調とした異世界ファンタジー小説。
異世界という設定とは全く似つかわしくない、マネーゲームが主眼に置かれた小説で、主人公は商人。
危機を商談や交渉で打開していきます。
一見超地味なんですが、手に汗握る展開の連続でめちゃめちゃワクワクさせられます。
伏線の回収もうまく、思わず作者の筆力に感心しちゃいます。
ロレンスとホロの掛け合いが面白いので、かなり読みやすいです。
あとホロが可愛い…
12位「灰と幻想のグリムガル」十文字青
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)
おれたち、なんでこんなことやってるんだ…?ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。その先に、何が待つのかも知らないまま…これは、灰の中から生まれる冒険譚。
※灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)より引用
異世界転生もののファンタジー小説なんですが、他の小説と違うのが、ちゃんとレベル1から始まっていること。
隠れた力もなく、不思議なことも起こらず、「本当に一般人が異世界に放り込まれたら…」という小説。
RPGゲームを小説にしたような感覚です。
一歩ずつ能力的にも精神的にも成長していく様が面白いんです。
世界観も練り込まれているので、つい「自分だったらどの役職にしようかな…?」とか妄想しちゃうはず!
まだ完結していませんが、「ハルヒロたちはどうなっていくのか」「伏線をどう回収していくのか」続刊が楽しみです。
13位「精霊の守り人シリーズ」上橋菜穂子
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。
※精霊の守り人 (新潮文庫)より引用
児童文学ということもあり、内容は王道の冒険ファンタジー。
しかし、歴史や地理等、感心するほど世界観が練り込まれているので、物語に深みが加わっています。
NHKで映像化されたのも納得の作品で、子供から大人まで楽しめます。
ファンタジーと言うと西洋を題材にすることが多いですが、題材は東洋。
そのため、ファンタジーなのに、親近感と懐かしさを感じられる珍しい作品です。
14位「封神演義」安能務
商から周へ、中国ではいま易姓革命が始まろうとしている。名君紂王は妖妃妲己を迎えて以来、まったくの昏君(バカ皇帝)と化した。妲己、彼女はじつは、千年の齢を経た女狐の化身だったのだ。―軍師太公望(姜子牙)を擁する西岐軍と商軍の大殺戮戦。妖術玄術が切り結び、飛び交う宝貝(秘密兵器)はSFをしのぐ。奇想天外な大伝奇ロマン、全3巻。
※封神演義(上) (講談社文庫)より引用
中国の歴史小説っぽいですが、あくまでファンタジー。
仙人たちが宝貝(パオペエ)と呼ばれる奇跡を起こせる武器を持って戦う物語です。
内容自体は結構めちゃくちゃなので、変にこの時代の歴史を知ってると逆に楽しめないかもしれません。
頭空っぽにして読むとかなり面白いですよ。
西洋的な魔法とかに飽きてきた方には、是非この独特な中国ファンタジー前回のこの作品を読んでみて下さい。
一応漫画の原作にはなっていますが、ほぼ別物です。
以上、おすすめのファンタジー小説でした。
是非読んでみて下さいね。