こんにちは、貧困男子です。
2018年7月5日に発売された『ザンキゼロ』をクリアしたので、そのレビューです。
同じ会社がつくった『ダンガンロンパ』が面白かったので買ってみました。
ネタバレゼロで書いていきます。
目次
『ザンキゼロ』の世界観と基本システム
文明が崩壊した世界で、人類最後の生き残りとなった8人のクローン人間たちが、サバイバル生活をおくる
というもの。
クローンたちの寿命は13日で、その13日間に幼年期から老人期まで急成長します。
仮に死んでしまっても、「エクステンドマシン」により再生が可能です。
ただ、いくらクローンとはいえ、水や食料は必要ですし、うんちだってしますし、ストレスだってたまります。
うんちしたいのにトイレに行かないと死にますからね。
デジモン育てる感覚と一緒です。
生活に必要な施設は給水塔しかないので、自力で施設を拡張していかなくてはいけません。(なんかデジモンワールドみたい…)
探索して、施設を発展させるためのアイテムを集めていきます。
また、「エクステンドマシン」での再生には、戦闘によって得られるスコアが必要なので、探索して敵を倒してく必要があります。
RPGサバイバルって感じのゲームです。
戦闘はリアルタイムアクション
RPGといえば戦闘がメインですが、ぶっちゃけ微妙です。
コマンドじゃなく、リアルタイムアクション。
敵の攻撃を回避して、攻撃やチャージ攻撃をしていきます。
最初は結構面白かったんですが、「とにかく側面や背後に回り込めばいいんじゃね」と気づいてからは、作業感が強くなりました。
難易度は選択できるので、敵が強くて倒せないってことはないはずです。
ストーリーは最高!
二転三転しながらもぐいぐい引き込んでくのはさすがダンガンロンパ作った会社!
めっちゃ面白かったです。
「なぜ世界は滅びたの?」「なぜ彼らだけ生き残ったの?」と、ストーリーを進めたくて途中から難易度1(一番簡単なの)にしたくらい。
後半の伏線回収も見事でした!
各キャラのエピソードはだいぶ重かったね。
グロとかもあったし。
この部分は多少好みが分かれると思いますが、僕はまぁ多少胸糞悪くなったくらい。
進行役2人(悟空とフリーザの声優さん)の掛け合いも、ネタ豊富で楽しかった。
ちょうどよく空気を入れ替えてくれる感じで。
基本的にこのゲームはストーリーを楽しむものです。
だからプレイ前に決してネタバレしちゃダメです。
プレイする意味なくなるから。
『ザンキゼロ』の欠点
死んだ時にアイテムその場にまき散らす問題
死ぬとその場にアイテムをまき散らします。
で、後日回収に行くスタイル。
最初はリアルで良いなと思いました。
死んだのにアイテムをそのまま持ってるのはおかしいしね。
ただ、何回もやってるとそのアイテムを回収する作業が面倒で面倒でたまらなくなります。
しかも、各キャラが持てるアイテムには上限があり、女より男、老人より若者のほうが多く持てるようになっています。
その辺をうまく計算しないといけないのがまた面倒…
まき散らす場所によってはアイテムロストの可能性すらありますしね。
最近、やたらとプレイヤーに親切設計なゲームが増えてきたので、それに一石を投じてる感はあります。
リアルさを求める人には悪くないです。
BBAに愛着わかない問題
13日で寿命を迎えるので、戦闘で死なない限りは必ず老人になります。
これが思いのほか萎えました。
好きなキャラのじじばば姿とか見たくなかったです。
「どーせこいつもすぐBBAになんのか」って思うといまいち愛着がわかなくてね…
『ザンキゼロ』の感想・レビューまとめ
何度でも生き返るという性質上、いまいちサバイバル感を楽しむことはできなかったです。
ただ、拠点を発展させていくのは面白かった。
やっぱり『デジモンワールド』に超似てる!
とにかくストーリーがめちゃめちゃよかった!
ダンガンロンパほどぶっとんでないので、比較的感情移入もしやすかったしね。
良くも悪くもストーリーゲーなので、クリア後にやりこもうとは思いませんでした。
戦闘がもっと面白かったら神ゲーになってたかもしれません。
もし続編が出たら…
多分買うと思います。