【完結済】ラノベのおすすめランキングTOP17!超面白い名作を厳選!

こんにちは、貧困男子です。

ラノベって完結しないやつ多くないですか?

「ハルヒ」とか「学校を出よう」(谷川流先生)とか「強くないままニューゲーム」(入間人間先生)とか…

放置プレイをくらうのが辛すぎるので、完結してる面白いラノベTOP17を厳選してご紹介していきます。

安心して読めますよ。

※ネタバレなしです

 

17位「絶望系 閉じられた世界」谷川流

この世には、うんざりすることが多すぎる。たとえば、八月なのにやたらに涼しいとか。呼んだ覚えのない者たちが突然部屋にやってきたりとか。その連中が何を言っても出て行こうとしないこととか。あるいは、幼い頃から知っている馴染みの少女が連続殺人犯だったりとか。

「部屋の中に天使と悪魔と死神と幽霊がいる…」

から物語がスタートし、基本的に部屋から出ずに、谷川先生の趣味丸出しの独特な会話をさんざん繰り広げます。

ラストは題名の通り、絶望的にもほどがある終わり方。

何も解決せず、ただぞっとして終わるので、かなり賛否両論あります。

個人的には独特な思想やトリッキーな会話のやり取りが大好きで、ラストにはもやっとする部分があったものの、なぜか気になってたびたび読み返しています。

谷川先生(ハルヒ書いてる人)ってやっぱり天才なんだぁって実感させられた本です。

1巻のみ。

絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫)

 

16位「這いよれ!ニャル子さん」逢空万太

深夜。八坂真尋は得体の知れない「何か」に追われていた。どんなに助けを求めても応える声も人もなく、彼は町中をあてどなく逃げまどうしかない。そして息も切れ、自らの最期を覚悟したその瞬間―「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです」―銀髪の美少女が、とてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた。ニャルラトホテプ改めニャル子曰く、彼女は真尋を狙う悪の組織から、彼を守るために派遣されてきたというのだが…。こうして、真尋とニャル子の異常な日常が幕を開けた。這いよれ、ニャル子!負けるな、真尋!怒涛のハイテンション混沌コメディ。

ヒロイン(ニャル子)=ボケ、主人公(真尋)=ツッコミ、のラブ要素少な目コメディ。

ひたすらハイテンションで掛け合いをしてくれるので、頭空っぽにして読むのに最適です。

徐々にニャル子の可愛さにも惹かれていきますよ。

パロディネタが多めなので、ある程度その辺の知識がある方が楽しめます。

全12巻。

這いよれ!ニャル子さん 文庫 全12巻完結セット (GA文庫)

 

15位「ミスマルカ興国物語」林トモアキ

ミスマルカ王国の王子マヒロは、勉強も剣の訓練もせず、夜遊びばかりのぐーたら王子。いつも近衛騎士のパリエルに叱られてばかりいた。そのミスマルカに大陸制覇を狙う魔人帝国グランマーセナルの精鋭軍団が迫る。軍団を率いるのは帝国随一の戦姫ルナス。家臣たちが徹底抗戦を叫ぶなか、国を託されたマヒロは「話し合いで解決しない?」と腑抜けたことを言い始め…絶体絶命ミスマルカの運命は!?王道“系”ファンタジー堂々の開幕。

主人公が智謀で戦乱の世を乗り切る系のファンタジー。

読者の期待を裏切る展開の連続で、1冊1冊をあっという間に読み終えてしまいます。

途中で何度もどんでん返しがあり、さらにラストには伏線を上手く活かした超ど級のどんでん返しが…

ドタバタや掛け合いも面白いので、かなり読みやすい作品です。

ゼンラーマンの活躍を見逃すな!

本編12巻+外伝2巻。

ミスマルカ興国物語 文庫 1-12巻セット (角川スニーカー文庫)

 

14位「ゴールデンタイム」竹宮ゆゆこ

晴れて大学に合格し上京してきた多田万里。大学デビュー、東京デビュー、ひとり暮らしデビュー、と初めてのことづくしで浮足立つ彼は、入学式当日、不意打ちにあう。圧倒的なお嬢様オーラ、完璧な人生のシナリオ、得意なのは一人相撲。襲撃者の名は加賀香子。薔薇の花束を万里に叩きつけた彼女は、万里の友達でもある幼馴染みの柳澤を追いかけて、同じ大学に入学してきたという。そんな眩しくも危うい香子が気にかかり、放っておけない万里だが―?

竹内先生らしく、ラノベっぽくないリアルな青春小説。

前半は各キャラがそれぞれ魅力的でテンポも良く、主人公(万里)と親友の柳澤、柳澤に片思いをする香子の関係がどうなっていくのか目が離せません。

後半はごちゃごちゃした関係が目立つようになり、少し読んでいて疲れます。

ラノベっぽくない作品を読みたい方におすすめです。

本編8巻+番外編3巻です。

ゴールデンタイム 文庫 1-8巻セット (電撃文庫)

 

13位「僕は友達が少ない」平坂読

学校で浮いている羽瀬川小鷹は、ある時いつも不機嫌そうな美少女の三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ…)」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて―。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか?アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生。

ガラが悪すぎて友達が出来ない「小鷹」と、性格がアレな美少女の「夜空」が友達を作るために奮闘するラブコメ。

個性的で魅力的だけど残念なキャラが沢山出てきて、しかもその掛け合いが軽妙で結構面白いです。

終始全力でバカをやってる感じ。

設定はベタですが、間違いなく好きなキャラが1人は出来るはず(僕は夜空がドストライク)。

途中、「これって友達少ないどころかハーレムじゃね?」って気付いてからはやや失速。

そして、ラストの展開は好みが分かれます。

個人的には好きじゃないキャラだったのでちょっと…

全11巻+番外編1巻+アンソロジー2巻

僕は友達が少ない 文庫 全11巻完結セット (MF文庫J)

 

12位「灼眼のシャナ」高橋弥七郎

新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように“日常”を生活していた。だが、彼はある日突然、“非日常”に襲われる。人の存在を灯に変え、その灯を吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。悠二の“日常”生活は壊れた。しかし同時に、彼の前に一人の少女が現れた。少女はフリアグネから悠二を護るため、悠二のそばで生活を始める。悠二は感謝を込めて御礼を言うが、少女はこう呟く。「おまえは、もう『存在していない』のよ」自分はすでに死んでいる!?存在亡き者、悠二が考え、思うこととは…!?

ツンデレ×バトルというラノベの王道をいく作品。

若干バトルシーンがわかりにくく、いまいち突き抜けた特徴がないので、ドはまりするほどではありませんでした。

しかし、緻密に練り込まれたストーリーは面白いですし、何よりシャナが可愛い…

この本読むとついメロンパン食べたくなっちゃうんですよね。

王道ラノベの原点の1つとも言える作品ですので、王道好きな方は是非読んでみて下さい。

本編22巻+外伝4巻。

灼眼のシャナ 文庫 0-22 全23巻 完結セット (電撃文庫)

 

11位「狼と香辛料」支倉凍砂

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。

中世ヨーロッパを基調とした異世界ファンタジー小説。

異世界という設定とは全く似つかわしくない、マネーゲーム主眼に置かれた小説で、主人公は商人。

危機を商談や交渉で打開していきます。

一見超地味なんですが、手に汗握る展開の連続でめちゃめちゃワクワクさせられます。

伏線の回収もうまく、思わず作者の筆力に感心しちゃいます。

ロレンスとホロの掛け合いも面白いので、かなり読みやすいです。

あとホロが可愛い…

全20巻。

狼と香辛料 全20巻 セット

 

10位「生徒会の一存シリーズ」葵せきな

私立碧陽学園生徒会室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。生徒会メンバー中、唯一の男性である副会長・杉崎鍵は、今日も生徒会室の中心で愛を叫ぶ。「俺は美少女ハーレムを作る!」と(ただし、扱いは空気以下)。そして、お子サマ生徒会長・桜野くりむは、今日も生徒会室の中心で身勝手を叫ぶ。「ただの人間には興味あ(自主規制)」日々くり広げられる、ゆるすぎる会話。日々費やされる、青すぎる青春。いざ行かん少年少女よ、妄想という名の大海原を!これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽学園生徒会メンバーたちの、愛すべき日常をつづった記録の一端である。

ハーレムを目指す主人公(男)と美少女4人がひたすら生徒会室でだべり続けるだけ。

全く画代わりしません。

しかし、だべりだけでこれだけの面白さを持続しつつ、本編10巻+番外編8巻+外伝2巻も続いてるんですから驚異的。

似たパターンの展開が多いのですが、全く飽きませんでした。

1冊読んでみて、掛け合いが気にったら是非全部読んでみて下さい。

生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録 文庫 1-10巻セット (富士見ファンタジア文庫)

 

9位「バカとテストと召喚獣」井上堅二

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」 アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。 明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、クラス代表の雄二をたきつけて戦争を始める。それは、学園が開発した試験召喚獣を使い上位組の教室を奪うという危険な賭けだった!?

テストの点数に応じて召喚出来る「召喚獣」を使ってバトルし、勝つと待遇が良くなるという学園系。

バカな主人公と仲間たちが一発逆転を目指し、奇襲をしかける様なんかにはめちゃめちゃ熱くなります。

基本ギャグ系なので、作風が合う方はドはまりすると思います。

僕は腹抱えて笑いました。

本編12巻+短編6巻。

バカとテストと召喚獣 文庫 1-12巻セット (ファミ通文庫)

 

8位「多摩湖さんと黄鶏くん」入間人間

君は、大人なおねえさんとエロいゲームをしたことはあるかい?俺はある。―素敵で無敵な変態カップルの青春ストーリー。

2人がひたすらイチャイチャとエロいゲームをし、男子高校生の妄想を垂れ流すだけの小説。

ヒロイン考案の「脱衣ポーカー」「キスババ抜き」「歳並べ」「たまこいこい」に興じます。

イチャイチャと変態にメーターを100%振り切ってるので、ぶっちゃけ好みは分かれますが、僕は大大大好きです。

眼球は舐めるものなんだってこの本に教えてもらいました。

1巻のみ。

多摩湖さんと黄鶏くん (電撃文庫)

 

7位「電波女と青春男」入間人間

宇宙人が見守ると噂されるこの町で、俺の青春ポイント獲得ミッション(具体的には女子と甘酸っぱい高校ライフ大作戦)はスタートした。「地球は狙われている」らしい。同居する布団ぐるぐる電波女・藤和エリオからの引用だ。俺の青春ポイントが低下する要因であり、本ミッションを阻害する根源でもある。天然癒し系な爽やか健康娘・リュウシさんや、モデルさんもびっくりの長身(コスプレ)少女・前川さんとの青春ポイント急上昇的出会いを経たにもかかわらず、俺の隣にはなぜか布団でぐーるぐるな電波女がいるわけで…。…俺の青春って、一体どーなんの。

青春男(主人公)が普通に高校で青春する学園ラブコメ。

内容は超爽やか。

起きる事件も平和なものばかりなので、読んでてシンプルに楽しいです。

何よりもキャラが良い。

ヒロイン(電波女)は僕はあんまりだったのですが、リュウシさんや前川さんは超絶かわいかった…

本編8巻+番外編1巻

電波女と青春男 文庫 全8巻完結セット (電撃文庫)

 

6位「オオカミさんシリーズ」沖田雅

大神涼子、高校一年生。子供も怖がる凛々しい目。笑うとのぞく魅惑的な犬歯。胸はないけど、とっても美人(?)でワイルドな女の子。赤井林檎、高校一年生。小さい背に、かわいらしい容姿。腹黒いけど、見た目だけは天使のような女の子。通称、赤頭巾ちゃんとおおかみさん。知る人は知っているが、知らない人はまったく知らないという微妙な知名度を誇る二人(+ヘンな仲間たち)が、やりたい放題好き放題に世直しのため戦う!そんな熱血人情ラブコメその他色々風味な物語のはずです…これは。

ヘタレな主人公、意地っ張りなヒロイン、そして沢山の登場人物が、それぞれの試練に立ち向かい、成長していく物語。

この作品の良いところは、しっかりハッピーエンドを目指して描かれていること。

なのですごい安心して読めますし、読んだ後にも幸せな気持ちが残ります。

登場人物の個性や気持ち等、しっかり練り込まれているので、間違いなく楽しめる名作ですよ!

全12巻+後日談1巻。

オオカミさんシリーズ12巻全巻セット(七人の仲間たち~亮士くんとたくさんの仲間たち+スピンオフ作品:地蔵さんとちょっと変わた日本恋話) (電撃文庫)

 

5位「とらドラ!」竹宮ゆゆこ

桜舞う四月。高校二年。新しいクラス。目つきは悪いが普通の子、高須竜児は、ちっちゃいのに凶暴獰猛、“手乗りタイガー”と恐れられる逢坂大河と出会う。そして彼女の知ってはいけない秘密を知ってしまい―。それが竜虎相食む恋と戦いの幕開けだった!いつもにこにこ、超マイペース娘の櫛枝実乃梨、文武両道、勤勉実直、だけどちょっとずれてるメガネ委員長、北村祐作も絡み、どこか変なメンツによる恋はすんなりいくはずもなく…!?

狂暴なヒロイン(大河)と死ぬほど目つきが悪い主人公(竜児)、そして同級生が織り成す青春小説。

全体的にほのぼのした雰囲気なので、読んでいて優しい気持ちになります。

そして、とてもリアルな青春が描かれているので、当時の苦い思い出を掘り起こされてしまうほど。

登場人物も全員個性的かつ魅力的。

大河はかわいいし、巻が進むにつれて亜美ちゃんも好きになっていくはず!

文句なしの傑作なので是非!

本編10巻+スピンオフ3巻

とらドラ! 文庫 全10巻 完結セット (電撃文庫)

 

4位「ゼロの使い魔」ヤマグチノボル

「あんた誰?」―才人が目を覚ますと、可愛い女の子が才人を覗きこんでいた。見回すとあたりは見知らぬ場所で、魔法使いみたいな格好をしたやつらが、才人と女の子を取り囲んでいた。その女の子・ルイズが才人を使い魔として別の世界へ「召喚」したらしい。訳がわからず面くらう才人に、ルイズは契約だと言って、いきなりキスしてきた。俺のファーストキス!と怒る間もなく、手の甲にヘンな文字が浮かび、才人は使い魔にされてしまう。仕方なく、ルイズとともに暮らしながら、元の世界に戻る方法を探すことにした才人だが…。才人の使い魔生活コメディ。

異世界転生×ツンデレ×ラブコメというラノベの王道とも言える作品。

とにかくルイズが可愛い!

可愛すぎる…

この本の魅力は女の子が可愛いだけじゃなく、様々な試練や冒険を通じて、主人公(才人)が成長し、仲間が増え…という少年漫画の王道要素も兼ね備えていること。

ラノベの王道×少年漫画の王道って感じ。

ラノベ好きなら絶対に読んでおかなきゃいけない作品です。

全22巻なのですが、20巻を書き終えた時点で作者が他界。

残されていたプロットをもとに別の作者によって残り2巻が書かれて完結しました。

ゼロの使い魔 MF文庫J 全22巻 完結セット

+外伝が5巻ありますが、こっちは完結してません。

 

3位「フェイトゼロ」虚淵玄

あらゆる“奇跡”を叶える「聖杯」の力を巡って、七人の魔術師が七人の英霊を召喚して覇を競いあう究極の決闘劇……聖杯戦争。
大人気ゲーム『Fate/stay night』(シナリオライター/奈須きのこ)では断片的に語られるのみだった前日譚「第四次聖杯戦争」の真相のすべてが、虚淵玄の剛筆によって今語られる。これは始まりに至る物語――。

ゲームで絶大な人気を誇ったFate/stay nightの前日譚を描いた作品。

ただ、フェイトを知らなくても全然OKです。

僕もそうでしたから。

これ単品で十分に成立してます。

あらゆる奇跡を叶える聖杯を巡って、魔術師が英霊(過去の英雄の事。アレクサンダー大王とか)を召喚して争う物語。

手に汗握る戦闘描写も魅力的ですが、「なぜ戦うのか?」をしっかり描いているので、この世界観にどっぷりつかることが出来ます。

最後、ウェイバーには泣かされました。

全6巻。

Fate/Zero 全6巻完結セット (星海社文庫)

 

2位「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」入間人間

御園マユ。僕のクラスメイトで、聡明で、とても美人さんで、すごく大切なひと。彼女は今、僕の隣にちょこんと座り、無邪気に笑っている。リビングで、マユと一緒に見ているテレビでは、平穏な我が街で起こった誘拐事件の概要が流れていた。誘拐は、ある意味殺人より性悪な犯罪だ。殺人は本人が死んで終了だけど、誘拐は、解放されてから続いてしまう。ズレた人生を、続けなければいけない。修正不可能なのに。理解出来なくなった、人の普通ってやつに隷属しながら。―あ、そういえば。今度時間があれば、質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って。

子供時代の監禁×拷問によってイカれちゃった主人公とヒロインの話。

とにかく文章が独特で癖いっぱい。

Amazonのレビューとか見てると、評価が真っ二つに分かれています。

僕はこの中二心をくすぐる言い回しが大好きで、定期的に読みたくてたまらなくなります。

特に大江家に閉じ込められる話が大好き。

本編10巻+短編集1巻。

あと最近後日談?が1巻出たのですが、想像を絶する胸糞ストーリーだったのであまりおすすめしません…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん ライトノベル 全12巻 セット

 

1位「さよならピアノソナタ」杉井光

「六月になったら、わたしは消えるから」転校生にしてピアノの天才・真冬は言い放った。彼女は人を寄せつけずピアノも弾かず、空き教室にこもってエレキギターの超速弾きばかりするようになる。そんな真冬に憤慨する男子が一人。大音量でCDを聴くためにその教室を無断使用していたナオは、ベースで真冬を“ぶっとばす”ことにより、占拠された教室の奪還をめざす。民俗音楽研究部なる部活の創設を目論む自称革命家の先輩・神楽坂響子とナオの幼なじみ・千晶も絡みつつ、ナオと真冬の関係は接近していくが、真冬には隠された秘密があって―。恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。

ラノベの中で一番の名作だと思います。

本当に面白いし感動します。

文章、ストーリー、キャラの個性、世界観、どれをとってもラノベ随一です。

音楽についての描写が多いのですが、全く知識がなくても、その迫力やメッセージ等がビシビシ伝わってきます。

ストーリーにうまく音楽が絡まっていて、とてもいい味だしてます。

もう5回位読み返しました。

是非読んでみて下さい。

間違いありませんから!

本編4巻+後日談1巻です。

さよならピアノソナタ 文庫 全5巻 完結セット (電撃文庫)

 

やや入間作品色の強いランキングとなりましたが以上です。

僕の好きな作品が完結したら、随時追加していきます。

放置プレイ良くない。

 

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