こんにちは、楽天モバイルユーザーの貧困男子です。
料金的には、ドコモ時代の7,000円強から1,000円程度まで安くなったのですが、実際に楽天モバイルを使っている中で、料金面以外にも多くのメリットとデメリットがあることが判明!
その辺の率直な感想をお伝えしていきます。
「格安SIMに乗り換えようかな~」って悩んでいる方の参考になれば。
目次
楽天モバイル6つのデメリット!
①かけ放題がない
楽天モバイルには料金プランが2つあります。
『組み合わせプラン』を選んだ場合、30秒ごとに10円。
『スーパーホーダイプラン』を選んだ場合、10分以内なら何回かけても無料で、それ以降は30秒ごとに10円がかかります。
通話料 | |
組み合わせプラン | 30秒10円 |
スーパーホーダイプラン | 10分かけ放題。それ以降は30秒10円 |
この2つのプランのみなので、通話し放題ってプランがないんです!(通話し放題プランがないのはどこの格安SIMも同じ)
そのため、「めちゃめちゃ電話かける!」って方には不向き。(もちろん電話を受ける分には無料ですよ)
具体的に、いくらかかるのか計算してみるとこんな感じ↓
3時間の長電話を1回した | 1カ月間、毎日10分電話した | 1カ月間、毎日20分電話した | |
組み合わせプラン | 3,600円 | 6,000円 | 12,000円 |
スーパーホーダイプラン | 3,400円 | 0円 | 6,000円 |
3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から楽天モバイルに乗り換えると、少なくとも5,000円以上は安くなります。
しかし、あまりに通話をしすぎてしまうと、それ以上に通話料がかかってしまうので、乗り換える意味がありません。
仕事で私用のスマホを使う方とか、通話を沢山する人には向いてません。
まぁ毎日20分以上も通話する人なんてそういないとは思いますが…
LINEをメインで使う分には、楽天モバイルで十分です。
②通信速度が3大キャリアより遅い
通信速度は一番比較するのが難しいところ…
なぜなら、HPとかで公表されてる数字がそのまま出るとは限らず、「実際にはそれより遅い」なんてことがザラに発生するためです。
HP上の数字を比較しても意味がありません。
ということで、この部分はあくまで僕の主観にもとづいてお伝えしていきます。
まず明確なのは、ドコモよりは遅くなったということ。
僕は普段、UQWiMAXのモバイルルーターを使ってます。
ただ、モバイルルーターだと、電波が届かないところが結構あるんです。
トイレの個室とか入ると、大抵の場所では電波が届かなくなります。(トイレの中でスマホいじるの好きなんです)
それに比べ、ドコモはトイレの中だろうがどこだろうが、常に電波ビンビンでした。
この部分はさすがですよね。
楽天モバイルはどうかと言いますと…
トイレの中でも電波が届くことは届くのですが、正直弱いです。
「ギリ使えるな」ってレベル。
UQモバイルルーター<楽天モバイル<<ドコモ
って印象です。
あと平日の昼はやっぱり重くなります。
皆がお昼休みになってスマホをいじる時間帯です。
ネットサーフィンする分には気にならないのですが、動画とか見たりすると、重くなったのを実感します。
楽天モバイル<UQモバイルルーター<<ドコモ
って印象。
「がっつり動画とか見たい!」って方には向きません。
3大キャリアや通信速度が速い格安SIMを選んだ方が良いと思います。
ただ、僕みたいにモバイルルーターと併用するとか、ネットサーフィンとかゲームするのがメインって方なら、特に不満なく使えますよ。
③『楽天でんわアプリ』を使うのが面倒
楽天モバイルで通話料を安く(30秒10円で)利用するには、『楽天でんわアプリ』を使わなきゃいけません。
そうしないと、30秒20円かかっちゃうんです。
ただね、これがちょっと面倒。
なぜなら、電話を受信するのは今まで通りの通話アプリで、発信する時のみ『楽天でんわアプリ』を使う形になるため。
電話帳は自動で同期されるので問題ないのですが、着信履歴からそのまま折り返すことが出来ません!
「着信履歴をコピペして楽天でんわアプリで掛けなおす」or「楽天でんわアプリの電話帳から検索して掛けなおす」をしなければいけません。
2度手間だよね。
まぁ通話料が安くなるんですからやりますが、正直面倒です。
④iPhoneの端末購入割引がない
3大キャリアでiPhoneを購入する時、大抵割引が適用されます。
実際には、定価の半額くらいで買えると思うんです。
ただ、楽天モバイルにはiPhoneの端末割引がありません。(他の格安SIMにもない)
そのため、applestoreから定価で買わなきゃいけないんですが、iPhoneって定価だと結構高い…
それでも3大キャリアより楽天モバイルの方が安くはなるんですが、iPhone端末代が意外と高くつくってのは覚悟しておいた方が良いです。
ただし、iPhone以外のスマホ端末なら割引してくれたりするので、よほどのiPhone好きじゃなければそちらを購入した方がお得ですよ。
⑤口座振替に100円かかる
なぜか口座振替するたびに、毎月+100円かかります。
なんででしょうね?
まぁそもそも口座振替に対応してる格安SIMがほとんどないので、対応してるだけマシなのかもしれません。
クレカ払いならポイントも付くので、素直にクレカで払ったほうが良いとは思いますけど。
⑥キャリアメールが使えない
アドレスの後ろに「@docomo.ne.jp」ってつくやつです。
あれが使えなくなります。
とは言え、このキャリアメールって使ってます?
ほとんどの人は使ってないと思います。
LINEがあるし、Yahoo!とかGmailとかでいくらでもメールアドレス取得できるしね。
一応、楽天にもキャリアメールがあるので(「@rakuten.jp」)、どうしてもキャリアメールが使いたいならそれを使えばいいと思います。
楽天モバイル6つのメリット!
①圧倒的に安くなった
今までのドコモと比較すると…
※月額料金はほぼ通話しなかったパターンで比較してます。
通信量 | 通話料 | 月額料金 | 3年間総額 | |
楽天モバイル | 2GB | 10分無料(30秒10円) | 980円(1年後→1,480円。2年後→2,980円) | 65,280円 |
ドコモ | 2GB | 5分無料(30秒20円) | 7,000円 | 252,000円 |
なんと差額は3年間で186,720円!!
恐ろしい!
しかも、通話料は5分無料から10分無料に、それ以後の通話料も30秒20円から10円にと、安くなってます。
たった3年間で19万も安くなったあげくに、通話料も安くなってるという事実…
何でもっと早く変えなかったの僕?
バカなの?
②楽天ポイントがザクザク貯まる
通常、楽天市場で買い物すると1%分の楽天ポイントがもらえます。
楽天モバイルに加入している場合、そこからさらにポイントが+2%され、あわせて3%もらえる計算になります。
さらに、楽天カードを保有してれば+2%されるので、合計で5%ももらえます!
その他に、楽天モバイルの月額料金の1%分、楽天ポイントが貯まります。
そのため、すごい勢いで楽天ポイントが貯まりますよ!
その貯まったポイントを楽天モバイルの支払いに充てることもできます。
③通信量の利用状況が一目でわかる
楽天モバイルアプリを開くと、「今月はあとどれくらい高速通信が使えるのか」が一目でわかるようになっています。
そのため、「気が付いたらデータ制限がかかってた…(´・ω・`)」ってことが起こりません。
ちなみに、楽天モバイルアプリでは、高速データ通信をオンとオフで切り替えることも出来ます。
ネットサーフィン程度なら高速通信じゃなくても十分なので、場合に応じて使い分けると、かなり通信量を節約できますよ。
④意外と問い合わせしやすい
公式HP上で、チャットでの問い合わせが出来るようになっています。
電話のように、自動音声の「〇〇のご用件なら1を、〇〇のご用件なら2を…」とかでイライラさせられる心配はありません。
サクッと問い合わせ出来るのは良いところだと思います。
「対面で相談したい!」という場合でも、楽天モバイルは比較的実店舗が多いので安心できます。
まぁ店舗数では3大キャリアには遠く及びませんけど。
楽天モバイルまとめ
ちょっと長くなってしまったので、まとめますと…
【デメリット】
①かけ放題がない
②通信速度が3大キャリアより遅い
③『楽天でんわアプリ』を使うのが面倒
④iPhoneの端末購入割引がない
⑤口座振替に+100円かかる
⑥キャリアメールが使えない
【メリット】
①料金が圧倒的に安い
②楽天ポイントがザクザク貯まる
③通信量の利用状況が一目で分かる
④意外と問い合わせしやすい
以上です。
デメリットについて、個人的には『楽天でんわアプリ』を使うのが面倒なくらいで、他は特に気になりません。
ドコモから乗り換えて、料金面を筆頭に、今のところはかなり満足してます。
乗り換えの手順については、こちら↓をご参照下さい
『ドコモから楽天モバイル』への乗り換え手順を全て公開!MNP~SIM交換まで!