こんにちは、貧困男子です。
個人的に、始皇帝が統一するまでの春秋戦国時代って、三国志や日本の戦国時代に匹敵する面白さだと思うんですよ。
約550年も続いたからエピソードも豊富。
最近はキングダムのおかげで随分と脚光が当たるようになりましたね。
そんな春秋戦国時代や始皇帝を扱った映画のおすすめを5本、ランキング形式でご紹介していきます。
1位『キングダム』(2019年公開)
時は春秋戦国時代、中華・西方の「秦」。戦災孤児の信と漂は、働きながら密かに剣の腕を磨いていた。ある日、漂だけが王宮へ召し上げられた。しかしある夜、漂は傷を負って信の元に戻り、信の目の前で命を落とす。漂の遺言を聞きある場所に向かった信は、そこで漂そっくりの若き王・エイ政と出会う。王弟・成キョウのクーデターにあったエイ政は王宮から逃げ、彼の影武者だった漂は命を落としたのだ。信は漂の意志を継ぎ、エイ政と共に王宮の奪還のために立ち上がる。
漫画キングダムを映画化したもの。
実写映画化には不安しか感じませんでしたが、意外と良かったんです。
かなり原作に忠実に作られています。
そして各キャラの再現度も高いです。
もっと痛々しい感じになるかと思っていたのですが、安心して観ていられました。
これだけ好評なら続編がそのうち出るんじゃないでしょうか。
2位『始皇帝暗殺』(1998年公開)
紀元前3世紀、戦国時代末期の中国。無血統一を目指す秦王・政は、幼馴染みで政を愛する趙姫の助言で、趙姫を燕に人質として派遣した。目的は燕に政の暗殺を仕組ませ、それを失敗させて降伏させることだった。そんななか、趙姫は希代の暗殺者・荊軻と出会う。
中国・日本・フランスによる合作で、隠れた名作。
合戦シーンでは、CGを使わずに全て人で埋め尽くしたため、恐ろしいほどのリアリティーが出ています。
この迫力はどの映画と比べてもピカイチ!
昔の映画ならではかもしれません。
合戦シーンだけじゃなく、登場人物の心情を非常にうまく描いています。
人を殺したくない荊軻、野望を実現しようとする政、揺れ動く趙姫。
みな演技がうまいんですよ。
そして荊軻のラストには間違いなく胸を打たれます。
やっぱり名作だと思う。
⇒2週間無料。月額1,990円(税抜)※月1,200円分のポイントがもらえます。
3位『墨攻』(2006年公開)
紀元前370年の戦国時代。王城・梁城は、趙軍の将軍・巷淹中が率いる10万の軍勢を前に陥落寸前だった。やってきた援軍は、「非攻」という専守防衛の精神を掲げる「墨家」の戦術家・革離ただ一人。だが彼はその才覚を発揮し、趙軍の攻勢をしのぎ続ける。
ビックコミックで連載された同名の漫画を、日中韓の合作で映画化したもの。
この墨家は実在した思想家集団で、当時は儒家と並ぶほどの勢力を誇っていました。
博愛主義を説き、独自の守城技術を持って防衛に協力し、侵略を諦めさせることで戦争をなくそうと試みたのです
その墨家の守城を見事に映像化しています。
手に汗握る合戦シーンが多く、革離が策によって趙の大軍を何度も退ける様は爽快そのもの。
多少のご都合主義観があるのは否めませんが、まぁその辺はご愛敬ということで…
4位『ラスト・ソルジャー』(2010年公開)
紀元前227年の中国。衛と粱の軍が激突し、双方が壊滅状態に。たったひとり生き残った梁の兵士は、傷を負った衛の将軍を捕らえて報奨金を得ようとする。彼を連れて梁へと帰る兵士だが、その後を衛の軍隊が追跡。だが、彼らは将軍を暗殺しようとしていた。
ジャッキーチェンが20年温めていた大作。
普段はカンフーの達人役ばかり演じるジャッキーですが、今作では珍しく弱い普通の兵士役を演じます。
敵国同士な上に身分も違う2人が、徐々に理解し合い…というロードムービー的な要素のある作品。
序盤はジャッキーらしくコミカルですが、中盤からはシリアスに。
胸に響くシーンが多く、「ジャッキーってアクションだけじゃないんだ!」と再認識させられました。
他のジャッキー映画に比べてあまり知られていませんが、中々に面白いですよ。
⇒2週間無料。月額1,990円(税抜)※月1,200円分のポイントがもらえます。
5位『英雄~HERO~』(2002年公開)
紀元前200年、戦乱の世の中国。ある日、のちに始皇帝と呼ばれることになる秦王のもとに、無名と名乗る一人の男が拝謁する。彼は、最強と恐れられた趙国3人の刺客たちの名がそれぞれ刻まれた一本の槍と二本の剣を携えていた。無名は、十歩の距離まで近づけば如何なる相手も一撃で仕留める剣術“十歩必殺”を極め、3人の刺客を討ち倒したという。暗殺者たちから身を守るため百歩以内に誰も近づけようとしない秦王だったが、無名の功績を認め特別に十歩の距離まで近づくことを許し、早速3人の刺客たちを討ち取った経緯を語るよう促すのだった…。
こちらも始皇帝の暗殺を題材にした映画。
色使いが素晴らしく、極めて印象的な映像に仕上がってます。
ただ、ワイヤーアクションが露骨にワイヤーアクションだったので、個人的にはそこが気になってしまい…
この映画を芸術として観る人は高い評価を、ストーリーやアクションを重視した人は低い評価をしてる傾向にあるような気がします。
本ページの情報は2019年9月24日時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、最新の配信状況は U-NEXT・dTV・Amazonプライムビデオの各公式サイトにてご確認ください。