こんにちは、高校時代に弓道部だった貧困男子です。
弓道するのに筋トレって必要なのか否か…
色んな人に聞いてみても、人によって意見が違いますよね。
なので、僕は筋トレしたりしなかったりと、両方試したことがあります。
個人的な結論としては、「弓道を極めたいなら不要だけど、筋トレした方が圧倒的に中りやすい!」です。
筋トレして腕力が付けば的中が上がる
筋トレ→腕力が付く→重い弓を引く→筋トレ…
って感じに、筋トレガッツリしてる人って周りにいません?
なぜ筋トレをするのかと言うと、重い弓を引いた方が中るんですよ。
明らかに。
とにかく重い弓を引いて、弓手をがっちり固めれば、多少離れがおかしくても中ります。
特に部活とかだと、こういう的中至上主義な射形をしてる人が結構いるはずです。
重い弓だと、矢のブレが少なくなるんです。
なので、めっちゃ中ります。
「なんであんな離れで中るの?」って先輩いません?
あれは弓の性能のおかげです。(あとがっちり固められた弓手)
なので、目標がとにかく中てることならば、筋トレして、重い弓を引くのはとても効果的です。
弓道を極めたいなら筋トレは理論上不要
「弓はひじで引く」
弓道をやっていると、口をすっぱくして言われることです。
腕や手首で引くと、明らかに離れが鈍くなるので、顔を払ったり、弓返りしなかったり、矢がぶれて的中が下がったりと、悪いことだらけです。
それに対して、ひじを中心にして引くことで、綺麗な離れを出すことが出来たり、重い弓もさらっと引けたりします。
事実、師範(ヨボヨボのおじいちゃん)が、重い弓をさらっと引いてたりします。
離れとか死ぬほど綺麗です。
ひじで引くってやっぱりすごいんですよ。
師範のような射を目指すのなら、筋トレをする必要性はありません。
むしろ、なまじっか筋トレをしてしまうと、目先の的中に心を奪われてしまうので、徐々に手首で引くようになってしまいます。
そうなると、重い弓を手首引きして、弓手をがっちり固めた的中至上主義弓道になります。
そういう意味では、筋トレせずにいた方が、理想の射形を追及しやすいと思います。
弓道に必要な筋力は、弓を引き続けてるうちに自然とついてくるはずです。
とは言え、本当に力がなくて、弓を引くときのプルプルが止まらない人もいます。
そういう方は、少しは筋トレをした方が、射形も安定すると思います。
筋トレすべきなのは…
・とにかく中てたい方
・本当に力がない方
そうでないなら、筋トレは不要です。
弓道は腕力より射形の方が大切です。
一応、「とにかく的中を上げたい!」って方に向けて、おすすめの筋トレ方法を簡単にご紹介します。
おすすめの筋トレ方法は?
①スクワット
上半身ばかりに意識が行きがちですが、下半身って弓道ではすごい大事。
下半身がぐらつくと上体が安定しないので、射形が崩れやすくなります。
まず踏ん張る力を付けるのが第一。
そこで、スクワットで下半身を鍛えましょう。
1日10回程度で良いので、継続していくうちに、効果を実感できるはずです。
②腕立て
腕立ては、腕というより胸(大胸筋など)を鍛えるのに効果的。
なので、腕立てで大胸筋を中心に鍛えれば、弓を引くのがかなり楽になります。
この2つを中心に、筋トレするならやってみて下さい。
以上、弓道の筋トレについてでした。